ゲーム分析レポート

12/9(日) 東京都女子サッカーリーグ1部リーグ 第8節
    VS.日本女子体育大学 ○4-0(2-0、2-0)

reported by 楠本洋之

前節に引き続き守備をテーマにトレーニングに取り組み迎えた今節は、久しぶりの大学生相手ということもあり、試合前に大学生特有のパワフルさに押し込まれないように球際での厳しさを求めた。全体的な守備については長らく取り組んだグループでの守備、ボール奪取のポイントを高く設定して囲い込んで奪うことを目的とした。

前節、「うまくいかなかった」守備について選手達に声かけしたのは、「狙いを持ってやろうとするから上手くいっていないことがわかる」という事。つまりトライ&エラーが成立しているから全く問題がない為、この試合も積極的にコミュニケーションを取ってチャレンジしていこうと話した。

 結果的に選手間での意思の統一がこちら側にも見えてきて、追い込んで奪おうとしていることが伝わってきた。切り替えの速度や強度、前節の課題だった空中戦にまだ改善の余地があるものの、「うまくいった」という手応えとクリーンゲームという結果は選手の大きな自信になると思う。また選手個々で理解度に差がある為、個別に落とし込む必要がある。来週はついに最終節。現在首位の慶應戦を迎える。攻守に成果を発揮することが勝利の絶対条件となる為、トレーニングで細部を詰め、万全の状態で挑みたい。



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