ゲーム分析レポート

8/5(日) 東京都女子サッカーリーグ1部リーグ第3節
    VS.立川FC ●0-2(0-1、0-1)

reported by 楠本洋之

全日本選手権予選を挟んで迎えた都リーグ第3節、未だ勝利の無いリーグ戦において今節も勝点3獲得を目指し試合に挑んだ。予想通り相手の狙いは攻守においてシンプルで適格だった。ボールポゼッションを開始する前にDFライン、GKにプレスをかけてくさびの立てパスを狙う。ポゼッションがはまった時はリトリートしてアタッキングサードでしっかりブロックし跳ね返す。ウィークポイントである体力面をカバーする為、ベテランならではのプレーでこちらのやりたいことを潰されてしまった。自分達よりも上の世代と試合をする時にメンタル面での脆さがどうしても出てしまう為、それを乗り越えられる様にアプローチしたがまだ足りなかったと言う事だろう。

ボール回しは確かに巧いのだが、結局は回させられているだけであって、ミドルサードからアタッキングサードに進むときに人数をかけて相手の守備をかく乱したい。その為には全体が連動して前からプレスをかける事とパス&ムーブを意識していく必要がある。

流れが悪い時にどうやって流れを引き戻すか、自分達のストロングポイントは何なのかをより理解して相手に怖さを与えるボール回しにチャレンジする必要がある。

 勝てば次、負ければ終わりというノックアウト方式は分かりやすく選手達もゴールへの推進力を見せてくれるのだが、リーグ戦の戦い方がまだまだ未熟である。試合に向けてのトレーニングや試合前のアップなども含めて、声掛けをして気持ちを上げていけるようなアプローチをしていきたい




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