ゲーム分析レポート

10/30(日) 東京都女子サッカーリーグ1部リーグ 第4節
    VS.欅SC ○7-4(4-2、3-2)

reported by 佐藤洋平

リーグ第四節は、前年度二部リーグ得点王を擁する欅SCであった。
トレーニングマッチ等で何度も対戦したことがあり、お互いに長所を消しあう試合になると予想していた。

テーマは開幕から大きく変えず、練習の中で修正した事を発揮するようにと選手達に話をした。

内容は、特に体力のある前半はお互いにコンパクトフィールドを保ち中盤での攻防を意識した試合となった。カウンターから先制されるものの、慌てることなくリズムよくパスを回す事で主導権を握りながらの試合展開をする事が出来ていた。横だけでなく前への推進力や裏へのパスも増え、連動性が生まれてきたように感じたが、攻め急ぐあまり、自分のタイミングだけで裏へパスを出し、ボールを失いリズムも失うのが今後の課題である。

今回の試合で、沢山の得点が奪えた要因として、練習の中で繰り返してきた裏のスペースを意識した動きが挙げられる。前線が足元でプレーをしようとする機会が多く、相手のラインを下げる事が出来ずにいた前節までと比べ、裏への意識がパスの出し手、受け手に共有され多くのチャンスを作る事が出来ていた。高いライン設定の相手に対し、オフサイドになる回数が減りゴールまで持って行けた事が今回の試合での収穫であった。



●ユース選手へ
試合の中で後ろへ下げる事から選択をする選手が多いと感じました。
本当に下げるべきか判断できるように、観る事を再度、徹底しましょう。
日々努力・日々反省・日々感謝、忘れずに!

●観戦に来て下さった皆様
雨の降る中、応援ありがとうございました。
チーム一丸となり頑張って参りますので、これからも温かく長い目で見守って頂けたらと思っております。
これからも、応援宜しくお願い致します。



ページを戻る