8/29(金) 大和シルフィードB・C

reported by 川辺

Bチームは姉部の選手3名と妹部の選手9名で構成したチームであった。相手は圧倒的なポゼッションサッカーを展開し、サイドをワイドに使ったサッカーをする。この点を理解させ試合に臨んだ。
予想通り前半から圧倒的な支配力で押し込まれる展開が続く。しかし、選手達は自分の持ち味を発揮しようと努力していた。何度か決定的なチャンスも巡ってきたし、全く歯がたたないわけでもない。しかし、チームとして守備ができないことが、より一層相手に有利な状況を創っていたのは言うまでもない。本来であればチームが連動して動き、チームとしてボールを取りに行きたいところであったが、守備の意識の低さが問題点の1つとして浮き彫りになったことは良かったのではないかと思っている。これができるとできないかでは大分違う。ということは、これが出来ていればもう少し戦うことが出来ていた・・・ということになる。連動した動きには約束事もあるし、独特のタイミングや予測力も必要である。しかし、それはやろうとして出来ないものではない。意識を変えるだけでチーム力は大幅に変わるものでもある。これは1つの課題として考えていかなければいけない部分である。
Cチームは妹部のメンバーだけで構成されたチームであった。公式戦の出場率の低い選手を中心に構成されたメンバーだが、この中で質の高いパフォーマンスを見せることが公式戦への出場率をも大きく上げる要素になる。これは選手達にも伝えたことである。
今回は合宿明けということもあり、合宿の成果を見せるには格好の舞台。ここで合宿の成果を発揮することは、先に行われたBチーム同士の試合メンバーに昇格することになる。これは容易に想像できるように簡単なことではない。しかし、ここで明らかに成長を見せた選手がでた。決して難しいことをしているわけではないが、基礎に忠実な正確なプレーを披露。ファーストタッチ、1番の課題であったキックのコントロール・・・ほぼ完璧に近いできであった。そして、当然の如く、すぐさまBチームに昇格させ、そこでも素晴らしい内容を残してくれた。
要は今回分けたCチームというのは出場機会に恵まれない選手達のアピールの場である。やはり、サッカーという厳しいスポーツの世界に足を踏み入れたい場避けては通れない道である。ここで諦めるか?諦めないか?で選手達の成長は大きく変わる。そして、それと共にスタッフは選手達の姿勢を見極めようとしているのである。自分がどう行動するかで自分の立場が決まる。自分はどうしたいのか?またどうなりたいのか?そこを追求してもらいたい。君達はまだまだ大きくなれる!自分の可能性を信じてもらいたい。

試合結果に戻る