7/5(土) 大和シルフィードC

reported by Y.楠本

対Cチームは普段なかなか公式戦で出場の機会がない中一、中二のプレーヤーが中心となって試合に臨んだ。今まで練習を積み重ねてきた成果をひとつでも出すことと、がむしゃらにボールに食らいつきゲームを楽むことを期待していた。しかし、久しぶりの暑さと試験明けの試合という条件が重なったため終始攻められっぱなしの試合展開となってしまった。また、ボールを止める、蹴るといったことが適当なため自分たちのサッカーが全くできない。やはり基本が一番大事なんだということを改めて感じたゲームであった。
ゲームを見ていて一番残念なことは、体のぶつかり合いやハイボールに対して『怖がる』選手が多いこと。今日は相手も中学生、技術だってそんなに差があるわけではない。では、なぜ押し込まれるのか?それは1対1の局面で一歩気持ちが引いてしまうからである。不思議なもので気持ちが引いているときはボールも相手の方にこぼれるものであり、気持ちが入っているときは自分の方にボールがついてくるのである。基礎技術は練習を繰り返すことでいくらでも身につけることができる。でも、気持ちの部分まではコーチがいくら言っても本人次第である。姉部の選手達だって最初から今のように気持ちが強かったわけではない。何かをきっかけに自分の恐怖心に打ち勝ったのだ。それは、明日かもしれない一年、二年・・いや十年先になってしまうかもしれない。けれども、この試練を乗り越えてはじめて一人前のサッカー選手になれるのである。みんなが早くそうなってくれることを僕らコーチは期待しつつ願っている。最後に一言サッカーは気合だ!!

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