4/26(土) 東京成徳中学・高等学校サッカー部

reported by 川辺

第8回東京都女子中学生サッカー選手権大会の初戦。昨年度は設立2年目にして優勝した同大会、初戦を制し、何とか軌道に乗りたかった・・・というのが本音である。
今回は新中1年生に有望な選手が数多く入会しただけに新中1年生主体のチームで試合に挑んだ。試合開始は初めて対戦する体の大きな中学生に戸惑いを見せたが、時間の経過と共に自分達の技術でも充分に通用するということを確認した。開始10分までの波に乗り切れない時間帯で失点してしまい、結局それが決勝点になってしまったが、1人ひとりの能力の高さは肌で感じ取ることが出来た。特に前半の半分過ぎは圧倒的な攻撃力で攻め続けたが、初の試合ということもあり微妙にズレが生じてしまった。数多いシュートは放ったものの決定力不足に悩まされた。ただ、途中からの連携は良く徐々に成長していく選手達に力強さは感じ取ることが出来た。
後半戦は体力切れもあり少しずつペースは落ちてしまったが、前向きな姿勢と攻撃に対する意欲は感じ取ることが出来た。
結果的には負けてしまったが、選手達には成長の第一歩となり、今後へと繋がるゲームになったことは間違いない。有望な選手が多いだけに上の年代選手達は気を緩められる時はない。数多いチームメイトの中、スターティングメンバーとしてピッチに立てる選手は11人である。このプレッシャーと共に競い合っていかなければならないが、この争いがあるからこそ成長もあるのである。去年とは全く違った環境ではあるが、より良い競い合いの中から新たな成長を見出すことができるはず。この争いに正々堂々と正面からぶつかり、そして、何とかしがみ付いて行く力強い人間になってもらいたい・・・。どんなに厳しい状況でも戦う姿勢だけは無くさないでもらいたいと願っている。そして、それができる選手達が集まっていると信じている。

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