3/29(土) 対北区さくらガールズ・都立戸山高校

reported by Y.楠本

30分×4本で行われた試合。1本目の北区桜ガールズ戦は、選手達にやる気が全然感じられず見ていて情けなくなる試合内容。ここ数試合同じ様な傾向が続いているが、サッカーをしていて選手達が本当に楽しいのか?と疑問を感じてしまう。簡単に抜かれる、抜かれてもあきらめて追いかけない。攻撃に転じればサポートはない、ラインの押し上げもない。ボールを奪う気持ちや攻守の切り替えが全くないのである。なんとか0-0で終了したが、相手に攻められっぱなしの30分であった。2本目以降少しは気合が入ったのか少しづつ内容は良くなっていった。
そんななかで今日の収穫は4月から中3になりチームの中心になる選手達の奮闘と新入部員のがんばりだった。新中3はチーム設立から練習を積み重ねてきた成果を試合の中で確実に生かしておりコーチとしても嬉しいし、頼もしいと思える存在になっている。
また、新入部員達は体格で上回る相手に対し果敢に向かっていったり、難しいハイボールを難なく処理するなど、気持ちも、プレーも負けておらず頼もしい活躍だった。特に新入部員の1人は、相手ディフェンスラインの裏に出たボールに飛び出しキーパーもかわしていきなり中学生初ゴールか?と思いきやオフサイドの判定。幻のゴールとなってしまったがその能力の高さを見せ付けた。
これで、他の部員にも危機感が生まれ、よい意味での競争意識を出し、お互いに力を伸ばしていってくれればと思う。
いよいよ、新しいシーズンが始まる。創部三年目の今シーズン一試合一試合が重要な意味を持ってくる。いつまでも「一試合目だから力がでませんでした」では、今までのトレーニングが意味のないものになってしまう。今日の試合内容を教訓にして、練習試合、公式戦に限らずいつも勝利を目指して頑張る気持ちを思い出して欲しい。

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