6/26(土) 栃木SCブランカ ○4-0(1-0、3-0)

reported by 佐藤洋平

第15回関東女子ユース(U−15)サッカー選手権大会1次ラウンド、予選グループの初戦は、今大会主管の栃木県代表、栃木SC。昨年の大会で対戦してはいるが、新チームに切り替わってからは一度も対戦していないので未知数の相手であった。
情報のない相手にしっかりと自分たちのサッカーを貫き通す強さを身につけて行く絶好の機会、私としてはとても楽しみにしていた。

前半は、立ち上がり早々、相手が集中しきれていなかった所を個人技で上手く打開し先制点を奪う事ができた。この一点が関東の大舞台で緊張しているチームに落ち着きを齎したように感じた。
その後も決定機を作るものの外し続け、逆に相手チームが落ち着き始める。精度の高いロングボールを裏のスペースに入れられピンチを迎えてしまう形が何度かあったが守備陣の頑張りで無失点で前半を終える事ができた。

後半が始まり、前半の修正と選手の交代で流れを取り戻し、ピッチ全体を使った良い形でのポゼッションができるようになっていった。守備の形も安定しピンチらしピンチも無かった様に感じた。相手が疲れ始め足が止まって来たのも重なり、後半に3得点といういい試合の終え方につながったと思う。


関東の初戦という事もあり全体的に硬さのみられる試合ではあったが、この試合を無失点で抑えた事や沢山の得点を奪った事、出場できなかった選手達もベンチから声援を送ったりとモチベーションを落とさずにいる事で、もっといい状態で次の試合に臨めると思っている。
内容的には厳しい試合になったが東京都予選から比べると大きな成長を感じる事の出来た試合だったと思う。

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