5/5(火) 北区さくらガールズ ○4-0(2-0、2-0)

reported by 山田 岳暁

決勝トーナメント3回戦。準決勝の相手は、北区さくらガールズ。この試合に勝てば、目標の第一段階である関東大会の出場権利を有する。通常であれば、この一戦の重要度から極度の緊張に陥るところだが、我々は前日の修徳戦で一度敗退の淵まで追い込まれた身である。そのことを一番の教訓とし、これまでで最も高い集中力で臨んだ。

これまで同様に、サイドを中心に攻撃を展開。相手は3−5−2システムのため、特に両サイドを広く使うことで、序盤からゴールを脅かすことができた。

一方のさくらガールズは、持ち前のパワーと個を生かすためのロングボールで応戦。中盤のセカンドボールをめぐる攻防が、この試合の鍵を握ると予想をしていたが、これまでコンタクト面でやや不安を覗かせていた中2選手たちの奮闘が際立った。その甲斐もあり、主導権を握り、よい形でのゴールを重ねていく。

結果として、4−0で勝利を掴み、同時に関東大会への出場権を得た。今大会のこれまでの試合の中では、なかなか満足できる試合内容だった。修徳戦の勝利で目が覚めた部分もあり、メンタル的にも一つ成長を感じた試合である。

次はいよいよ決勝。東京都予選の締めくくりとともに、昨年までスフィーダの歴史を刻んでくれた選手・チームのために、何よりも今戦っている選手たちの努力を実らせるためにも、優勝を狙う。

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