6/14(日) FCベルタU-15

reported by 臼井 秀昭

今回の東京都女子サッカーリーグ中学生1部リーグ 第1節の試合は、2009年初の公式戦でU-14の選手たちは緊張と不安があったはず。しかも、相手は強豪ベルタである。

今回のテーマとしてオフェンスには「1対1での強引な突破」と「パス&ムーブ」、ディフェンスには「チャレンジ&カバー(特にファーストDFのアプローチ)」と「後ろからのコーチング」という目標を持たせたところ、選手たちはテーマを意識し、DFの「後ろからのコーチング」以外はよくできていた。特に今回の良かったところとして、選手一人ひとりが自分より大きい相手でも体をぶつけ、強引な突破がよく見られたところ。サッカーではそういう強引な突破が自分たちにチャンスを生み、得点につながることが多く見られる。

試合内容として、前半のうちにまず先制点がとれたのは、とてもよかった。そこから立て続けに追加点がとれれば尚更よかったが、相手もそこは切り替えており、しっかりと対応されてしまった部分もある。

そして、後半に入り、選手たちにも疲れが出てきて、クロスが上がったきてそれをクリアしたが後ろからミドルシュートで打たれてしまい失点。その後も選手たちは最後まで頑張ったのですが、点がとれず結果はドロー。今年初の公式戦勝利は持ち越しとなった。

しかし、1対1で負けなかったことは選手たちにとって良い自信となったはず。今後も、今回の足りなかった点を向上していき、勝敗よりも選手個々のレベル向上を手助けしたいと思う。

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