1/27(日) 和田ラフィーユFC

reported by 楠本

昨日の試合で引き分けたために決勝トーナメントに進出するためには、勝たなくてはならない試合。昨日と本日の試合で1クールと捉え、同じようなポジションで出場した選手が多かったが、1試合、1試合何かしらの成長を遂げていって欲しく、このような試みを続けている。
相手は、人数が9人だったため全員がゴール前にブロックを形成し、ペナルティエリア内にはスペースがほとんど無い状態であった。前半は、CKから3点を奪い流れの中からの得点は、1点にとどまった。
後半、開始直後にCKが直接ゴールに突き刺さる。その後もミドルシュートにより3点を積み重ね、8−0で勝利することができた。
勝利することにより次のステップへ進むことができたのは、試合を更に経験できるという意味では良かったが、内容としてはまだまだ満足できるものではなかった。オフェンス面では、引いた相手に対しサイドを基点に相手陣内まで攻め込むことはできるのだが、そこからの工夫やサポートの動きが乏しくスペースの無いところを連携で崩しシュートまで持っていくことができていなかった。これも慣れないポジションの反動だと思う。昨日の試合後、練習会場へ移動し、シュートトレーニングを行い、その中にこのようなシチュエーションのトレーニングもあっただけに、その成果が見られなかったのは少し残念である。また、一人がドリブルで持ち上がった時にそれをサポートする選手が圧倒的に少ない。そのため最終的に相手の守備に引っかかってしまうことが多かった。もっと一つのボールに4人、5人と絡んでいくことが必要であると感じた。
また、ディフェンス面では、今大会を通じて掲げているアグレッシブな守備が全く実践できていないことが気になる。もっとチームとして守備意識を高く保ち撮り高い位置でボールを奪うことや奪われたボールをすかさず取り返すといった気持ちの表れた守備を徹底していかなくてはならない。
ただし、何人かの選手が自分からボールを要求し始めたり、試合後も話し合いを行いコミュニケーションを図ったりと昨日よりも向上しているところも見ることができた。次の試合でも、一人ひとりがより成長し、チームとしても前進できるように登録選手全員が意識高くプレーして欲しい。

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