2/12(日) F.C.SFIDA世田谷U-14B               

reported by Y.楠本

決勝の相手は、SFIDAU-14Bチームとなった。大会中からこのカードを望んでいただけにコーチ陣にとっては非常に楽しみな試合であった。Bチームはこの大会を通じて非常にまとまりが出てきており、また、前線からの激しい追い込みと素早いプレスをベースとした守備は非常にやっかいであると感じていた。さらに言えばAはBに勝って当たり前という精神的なプレッシャーがあり、周囲の目も「Aは勝って当然。だけれども、Bが勝つところも見てみたい。」という具合でなかなかに難しい試合であった。
試合前に話した事は3つ。Aチームとしての誇りと自信をもって戦うこと。相手を最強の挑戦者として敬意をもって戦うこと。そして、1対1で絶対に負けないことである。
試合開始から、お互い全力を尽くした好ゲームが展開される。特に局面での1対1は激しく「絶対に負けない。」という気迫に溢れていた。最終的に技術の差が出て3−0という結果に終わったが、決勝戦にふさわしい熱い、最高の試合であった。
大会を通じてフィジカルなどで疲労の抜けきらない中での試合や様々なプレッシャーの中での試合を経験できたということは非常に大きい。また、現有戦力の見極めや組み合わせを実戦を通じて確かめることもできた。ここに何人かの新戦力が加わって五月の本番に臨むことになると思うが、ベースの部分はほぼ固まってきたといえる。そういった意味で有意義な大会になった。しかし、優勝という結果を残すことはできたが、無失点優勝という目標は初戦で夢と消えてしまうなど、決して満足できる内容ではなかったのも事実である。。また、今大会には参加していなかったがU-15選手権に出て来るであろうチームがいくつかあり、そのチームと対戦したら大丈夫だろうかという不安も拭い切れない。新戦力の加入や連携の向上などでぐっと力を付けてくるチームも出て来るであろう。今大会で出てきた課題を真摯に受け止め、修正を重ねていくこと。そして、日々のトレーニングでより一層の個人、チームとしてのレベルアップをしていくことで悲願であるU−15年代での関東大会進出、そして、SFIDA初の全国大会出場を勝ち取っていきたい。
最後になりましたが、大会を通じてたくさんの保護者の方々に応援に来て頂き、本当にありがとうございました。ゴールデンウィークに行われるU−15を見越して指揮を執らせて頂きましたが非常に心強かったです(※)。私自身まだまだ至らない点も多く非常に勉強になりました。自分も選手同様より一層指導力を高め、本番で結果を残せるように精進していきます。引き続き応援の程よろしくお願いします。

(※)川辺監督はトップチームがメグミルクレディースカップに遠征する予定なので不在の予定

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