7/21(月) INAC多摩川レオネッサ ●0-1(0-1、0-0)

reported by 楠本洋之

東京都女子サッカーリーグ中学2部リーグ第3節 vsINAC多摩川レオネッサ。今季の2部リーグ優勝候補との対戦は、前期リーグ最大の山場と位置付けこれまでの戦い方、自分達の力がどの程度か明確に出来る一戦として非常に楽しみな試合であった。
もちろん勝点3を獲得できる様、試合前から集中力を高め万全の状態で試合を迎えた。
ただ一つ、当日の気温は両チームにとって最大の敵になると誰もが予測出来る程過酷な状態となっていた。

前節同様、先制点が非常に重要な一戦である事、相手のキーマンに対しては複数人で囲み自由を奪う事を目標に取り組んだ。
しかし、開始直後の2分に早々とCKから失点をしてしまう。DFの集中力が足りず精度の高いキックから見事なダイレクトシュートを叩き込まれた。重要な先制点を相手に決められてしまった事は誤算だったが当然失点は想定の範囲内、逆に前に出るしかないとチーム全体の意図が明確になったのは良かったのかもしれない。

前半は攻撃に人数を割けずに得点の匂いを感じる事が出来なかったがDF陣の集中力が良く続き、決定的なピンチを迎えるものの良く凌いだ。

後半大半のメンバーを入れ替えこのアドバンテージを活かしたいところだったが相手DF、GKの高い守備力の前にことごとく跳ね返される。過酷な条件下相手守備陣の集中力、能力の高さは見事だった。
試合が進むにつれて徐々にボール保持の時間がながくなり、チャンスを作り始めた。DFラインの裏に狙いを定め攻撃陣も最後の最後までゴールを目指したが結局無得点のまま終了のホイッスルを聞く事になった。

敗戦、勝点0というのが現実だが第3節にしてようやく見応えのある試合を展開できたのではないかと思う。日々の練習の成果が発揮できた部分もあり今後に向け更に精度を高めていきたい。

次節、前期最終戦は内容、結果伴う結果を得られるよう良い準備をして迎えたい。

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