ゲーム分析レポート

5/29(日) プレナスチャレンジリーグ2011EAST 第6節

reported by 川邊 健一
スフィーダ世田谷FC 0
1
前半
後半
1
4
常盤木学園高等学校





7 森 仁美
得点経過
12min
46min
74min
75min
86min
89min

9 道上 彩花
9 道上 彩花
10京川 舞
10京川 舞

30 佐々木 美和
15 シュート数 15

マッチデープログラム(表)
マッチデープログラム(中)


プレナスチャレンジリーグ第6節常盤木学園高等学校戦。遂に全3回戦のチャレンジリーグも2周目にあたる2回戦へ突入した。第2クール初戦は、開幕戦で3-0と奇跡的に勝利した女王常盤木学園さん。前回の対戦では、スフィーダが決定機で得点を重ねられた事により、ゲームの流れを引き寄せ、勝利する事が出来たが、あのゲームのレポートにも書いた通り、もし先制点が常盤木学園さんであれば、結果は全くの逆になっていた可能性もあった。





今回のゲームは台風の影響もあり前日から降り続いた雨は試合中もやむ事は無く、スリッピーな箇所と水溜りでボールが止まる個所などがあったが、さすがJリーグ開催もある会場。ほとんどプレーに支障が無いようなコンディションであった。

開始から相手の攻勢を受け、受け身に回る時間が長かった。その相手の時間帯に崩され失点。直後にPKも献上したが、それは相手が外してくれ、命からがら首の皮一枚で繋がった。もし、あのPKが決まっていれば、その時点でこのゲームは終わっていたと予想できるが、相手にミスに救われ、我慢の時間を凌いだ後は、徐々にスフィーダペースで試合が動く。相手エンドで攻撃している時間が長くなり、相手を崩し切れるシーンも増えていく、結果、決定的なシーンもいくつかあったが、自分達の流れをモノにできず0-1のまま後半へ。

後半開始30秒。グラウンド中央寄りのセットプレーから見事に合わされ早々に0-2とされた。ハーフタイムで流れを変えられる時はよくあるが、今回はが逆に流れを切らせてしまう結果となった。
非常に悔やまれる失点ではあったが、相手キッカーの精度と合わせた選手の能力を褒めるしかない。
それでもチームは諦めることなく闘い、一進一退の攻防を繰り広げてくれたが、相手カウンターアタックの精度が高く、結果的にカウンターから2失点し0-4となり万事休すであった。ただ、これはリーグ戦。選手達もそれはよくわかってくれていたようで、それも諦めずに1点をもぎ取ってくれた事は素直に評価したい。結局、その後終了間際に途中交代の選手に素晴らしいスーパーゴールを献上し1-5で幕を閉じた。





結果は惨敗。しかし、良い所もあった。前回はシュート数11対17に対し、今回は15対15。前回の対戦時よりシュートが打てたのは、それだけゴールに迫る回数があったからではないだろうか?勿論、狙いとした攻撃や崩しが出来たわけではない。それでもゴールを目指すという意味では1つ評価していいことのような気もしている。

決めどころで決めなければ試合に勝てない。まさに第1節と今節の勝敗を物語っている内容であった。ただ、忘れてはならないのは、相手の方がより強さがあり、速さもあるという事。私達はまだまだ未熟であるという事。。。厳しいゲームを勝つためには、もっとチャンスメイク出来ないといけないし、もっとゴールに迫る回数を増やさなければならない。今回は、それが出来なかったから負けたのだと思っている。だからこれからも自分達の良さを出せるようにもっと質の高いトレーニングに励む必要がある。

今回失ったもの。それは勝点である。リーグ戦を闘う上で非常に重要な要素であるが、これと引き換えに力を得れればそれでいい。まだリーグ戦は第2クールが始まったばかりで、やっと3分の1を越えたに過ぎない。まだまだ先に続く試合で結果を残す為、私達は今回の結果から新たな物を身につけていかなければならない。


今回も台風の中、応援して頂いた皆様方には心から御礼申し上げます。次節は6/4(土)になりますので、すぐに迎える事になりますが、出来る限りの準備をし、日体大さんに胸を借りて闘いたいと思います。引き続き、応援のほど宜しくお願い申し上げます。

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