4/11(日) 小平SC

reported by 川邊 健一
東京都女子サッカー大会準々決勝(30分ハーフ)
スフィーダ世田谷FC 1
7
前半
後半
1
0
小平SC


(CK) 4 田中麻里菜
4 田中麻里菜
11 笹子正恵
(CK) 4 田中麻里菜
11 笹子正恵
13 野村紗也香
7 森仁美
2 福原菜緒
9 内山朋香
得点経過
5min
28min
32min
36min
39min
43min
45min
47min
48min
54min

11
17 シュート数 1

東京都女子サッカー大会も予選リーグを終え、準々決勝を迎えた。相手は過去に1部リーグで何度も対戦経験のある小平SCさん。 ベテラン選手が多いチームであるため、ここぞという時に勝負を決めてくる勝負勘のようなものを持っているチーム。 また多彩なパスでリズムを掴み、良いサッカーを展開するという印象が強い。

前半、開始5分にDFとGKの連係ミスから失点してしまった。 流れを引き寄せられるか、引き寄せられないかの瀬戸際のプレーになりかねないものだったが、ファーストシュートだっただけに、焦らず攻め続けることだけを考えていた。
前半の終盤にようやくセットプレーから同点としたが、攻め続けている内容以上に問題だったのは選手達が自分達の問題点に気付けていなかった点だろう。 どうすれば攻撃が成立するのか?どうすればピンチを招かないのか?そこを考える力が乏しかったように思う。

ハーフタイムを挟み、選手達は、前向きに闘ってくれたと思う。 結果的に8得点できたわけだが、普通に考えて前半1-1の結果に対し、後半8-0はあり得ない…相手の気持ちが途中で切れた結果とも言えるが、崩し方に変化が若干あったのも事実である。 今の段階ではそれが一番大事なのかもしれない。印象に残るような崩し方や、良い連携からの得点もあったのは悪くなかった。

9-1という結果は単純な実力差ではなく、たまたま上手く行った結果に過ぎず、これで満足は出来ない。 もっと精度を高めなければいけないし、戦術の理解度を深めて行く必要がある。今のままでは私達よりも力が上のチームに対し、とてもじゃないが勝てるとも思えない。 私達は更に高みを目指し、現状に満足することなく歩んでいくことが必要だ。

まだまだ足りないことが多すぎる…しかし、足りないことが多いということは、それだけ伸び代があるということに直結する。 それをポジティブに捉え、足元を見ながら着実に前進して行きたいと思う。

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