4/5(日) ラガッツァFC ○6-0(4-0、2-0)

reported by 川邊 健一

予選リーグ最終節は今季より1部リーグに舞い戻って来たラガツツァFC。今季、これから少なくとも1回は対戦することになるであろう相手ということもあるため、最初の対戦で相手に強力なインパクトを与えられるようなゲームをしたいと願っていた。

それだけに得点を重ねて行く事も重要であるが、ゴールばかりを最短で目指し続けるサッカーでは逆に得点が奪えないのではないか?と考えていた。最短のルートは誰もが通ろうとする、その為、そのルートは必ず渋滞が起きる、渋滞が出来ること・・・それは誰もが考えられる道だからである。そこを強引に通ることも必要であるが、今回のテーマは先週の試合から1週間の期間でトレーニングしてきた”前進”というテーマを意識しながら闘うことが重要だと考えていた。時間をかけてでも確実にボールを前進させること、それが今回の狙いだった。

選手達は、自分達のテーマに沿いながら相手ゴールを目指し、中には良い形からの崩しや、グループ間に連動性が生まれ始めているような印象が残った。間違いなく前進していると思う。これだけで今回の試合には意味が生まれたように思う。しっかりとボールを保持し、常に試合を支配し続ける…そんなサッカーが出来ればいい。しかし、その域に辿り着くのは時間が必要だ。意識が合わずパスミスをすれば、その瞬間にカウンターを受け、数回危険なシーンもあった。少しづつで良い・・・そういうシーンを減らしていければ良いと感じた。

一応、これで予選リーグを3連勝し、予選リーグ突破を決めた。今後はトーナメントに入るわけだが、ここからは予選リーグを勝ち抜いてきたチームと対戦しなければならない。次も大変だと思うが、2週間の時間があるので、更に精度を上げたチームをお見せできればと思っている。

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