8/7(土) ラガッツァFC・十文字高校

reported by 川辺

ラガッツァとは25分×1本、十文字高校とは25分×2本のトレーニングマッチが行われた。4日間の連戦の合間に中1日の休みを取っていたので選手は多少なりとも試合に臨む上で集中力を保てていたように感じる。
試合前にはミーティングを入念に行い、試合の中で自分に何が求められているのか?何をしなければいけないのか?ということを確認した。
まず、ラガッツァとの25分×1本であるが、相手はメンバー不足のためU-15東京選抜の他チームの選手を数多く揃えていた。従って、本来のラガッツァとは違うチームであったように感じている。開始はいつもの守勢に回る展開から相手に押し込まれたが、攻撃面において多少なりとも自分達のサッカーを実践できたのではないかと思っている。合宿で行ってきたトレーニングの成果が出てきた。開始1分以外は全て自分達の型でサッカーを行うことが出来たので、勢いにまかせて25分間で7得点の結果を出すことが出来た。流れを失わずに戦い続けられたことは評価しているが、この7得点は精神的優位に立てた結果であり、試合の流れの中でたまたま奪えたものである。もし、開始の猛攻が凌げずに失点を許していたら、このような差が付く試合にはならなかったと思う。
その後、十文字高校と25分ハーフの試合を行った。十文字高校とは始めての対戦であるが相手には名のある選手が何名もいたため警戒心は強かった。開始から相手より1歩先手を取り連動した動きから数多いチャンスを演出する。徐々にではあるが自分達の行うべきサッカーが見え隠れし始めるような展開。常に先手を取りリードを保ち続けていたが、FWの守備時のポジショニング、最終局面でのDFのミスが重なり後半に一気に3失点してしまうことになり3-3の引き分けで試合終了。
結果よりも内容重視の試合展開の中、多少なりとも満足できた部分はあった。ようやく、自分達のサッカーが何なのか?どういう展開で得点を奪うのか?それらの重要なことを理解し始めてきてくれたと思う。そして、何よりも試合前に行ったミーティングの内容を個々がしっかりと理解してくれたことが良かった。内容のある1日1日を送ることが非常に重要。非常に重要な試合を落とし続けたことが良かった。ここからは前だけを見て行きたい。

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