4/5(月) 東京成徳中学・高等学校

reported by 川辺

浦和本太レディース戦に引き続き行われた東京成徳戦、今まで何度となく対戦してきた相手ではあるが毎回相手の攻撃力に苦しめられ、必ず苦しい展開を余儀なくされていた相手である。得点は奪えても相手の攻撃力に対応しきれず、毎回大量失点をしていた。
今回のトレーニングマッチは25分×3本で行われた。
1本目、とにかく相手の良い所を意識するよりは自分達のスピード、パワー、そして、勢いに乗った攻撃を発揮して貪欲に得点を奪いに行くことを指示。そして、守備陣には先日の立川戦、この日の浦和本太の試合で見えた課題を修正することを要求した。攻撃では前の意識と横への意識が上手く噛み合い見応えのある迫力ある攻撃をすることができた。守備陣も連携ミスから1点を奪われるものの、徐々に形が統一され安定感を増していく。結果、4-1で終了。
2本目、ポジションチェンジ、メンバーチェンジなどを行い、戦術にどこまで適応するのか確認した。ここでも勢いを失うことは無く迫力ある攻撃を見せ、守備においても確実に安定してきていることを確かめることができた。結果3-1。
3本目、ここまでの結果は7-2。ここで油断すればいつものように追い込まれることになる。守備陣にはここで更に戦術の確認を行い修正する、攻撃陣には油断することなく終始得点を奪い続けることを要求。終わったときに10-2になるよう目標を設定した。結果3-0で終了。守備陣、攻撃陣共に最後まで走りぬき、目標も達成することができた。
ここに来て自分達の攻守の形がより多く見られるようになり、試合の中で修正することもできていたと思う。この流れを大事にしていけば日々力は向上していく。現に今日1日でも成長できた部分は多く存在する。そして、確実に力を付けてきていることが伺える。このように意味のある試合、意味のある1日を過ごしていくことが今のチームには必要である。
次は今週末に行われる駒沢SCとの試合である。今期から1部リーグに上がったチームなので難しい試合が予想されるが今の流れを失わずにトレーニングしていくのみである。まだ全てにおいて足りない未熟なチームであるが不安定な故に向上していく姿が日々頼もしく感じる。週末を楽しみに日々サッカーを楽しんで行きたいと思う。

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