10/13(月) 中央中・和田ラフィーユ

report by 川辺

今回の練習試合は受験生が数多く抜けた穴をどのように埋めるのか?又、選手個人の成長という部分に焦点を絞り戦うことをポイントとした。これは約3週間後のリーグ戦最終節に向けての調整の意味合いも含んでいると位置付けた。
この日は選手が11名ちょうどしか集まらなかったが、考えてみればそれだけ試合に出場できるということでもある。個人に対し課題を与え、そして、この中3をほとんど欠いたメンバーでどこまでチーム力を発揮できるのか?実に興味をそそる部分が多かった。
予定としては30分をそれぞれの相手と2本ずつ行う予定になっていたが、途中からの大雨の為、最終的には1本ずつしか行うことが出来なかった。しかし、選手達はこの2本で最高のパフォーマンスを披露してくれた。メンバーが代わっても力が落ちているという感覚は全く無く、むしろ普段より精度の高い攻撃を仕掛けられたように感じた。2本とも終始相手を圧倒する形になったが、選手達は集中力を切らすことなく激しい攻撃を展開した。結果だけ見ればパッとしないようにも映るかもしれないが、実に内容のあるゲームであった。確かに最終局面での決定力には課題が残ったが、それでもDFラインからの組み立てと中盤までの作り方には満足している。今回のように大幅にメンバーが代わってもスフィーダらしいスピーディーな攻撃を展開できたこと、そして、誰が出ていても自分達のサッカーを見失うことなく同じサッカーができたことには高い評価をしている。今回のように相手がどのチームであろうと強い気持ちで戦うことが出来れば必ず才能は伸びていく。ここ最近のチーム力のアップには少なからずとも自信を持つことが出来る。
2部リーグ最終節までは約2週間という短い期間しかないが、悔いが残らないよう準備していくしかない。まだ受験生の抜けた穴を埋めるのが誰か?というのも不明な状況であるが、選手達にはこのチャンスを生かしてもらいたいと思っている。強い精神力を持った選手が勝ち残っていき、これを生かしてレギュラーを掴む選手が出てくることを期待している。

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