4/19(日) 若林&クラレス ●1-2(1-1、0-1)

reported by 井山 夏美

世田谷ママリーグ第2節。黒星スタートとなった開幕戦ではほとんどゲームを作れない程のトラップミスやコミュニケーション不足が目立った。今日の第2節までにもう一度キックの精度やボールコントロールの部分を意識し改善して行く事を話し合ったが、1番の敗因は昨年の優勝以来どこか気持ちが切り替えられていない所が大きく影響しているのではないか。

今日の対戦相手は若林&クラレス。遠征などでは合同チームとして味方になったりと交流が深い。ベテラン、身体能力の高いママさんがいて何より気持ちがとても強い。相手は浮き球を多く使うがサイドには突破力のあるママさんや中盤では浮き球のトラップを正確にコントロールし前へ運ぶ。

前半出だしは落ち着くまでに少し時間がかかり押され気味であったが、7分にスフィーダFWが相手のDFとDFの間をファーストタッチで抜けそのままシュートし先制点を挙げる。その後は勢いの増した相手にてこずり攻撃に移れなくなった中で相手に与えたCK。最近の試合で1番多い失点パターンであるセットプレーをまたしても決められてしまい18分に同点に追い付かれてしまう。

前試合よりは大きなコントロールミスやパスミスは目立たなくなったものの、良い動きをしている味方に質の高いパスが入らず味方の動きが止まってしまう事が多かった。

後半も目標である"ボール保持者を追い越す動き"の意識はあってもやはりパスの精度が足りず上手く3人目を活かす事が出来ずにいた。相手の決定期をGKが好セーブし攻撃陣も2回程決定期を迎えたが決められず試合は流れていく。お互い五分に近い戦いを観せたが、試合を決定づけたのは後半13分スフィーダDFが浮き球の処理にてこずった所を相手に狙われダイレクシュートを決められこの点が試合を決定づける失点となり1ー2で敗戦となった。

攻撃の面では以前より積極的にボール保持者を追い越す動きを意識する選手が増た事と、トレーニングしていた1対1で勝負を仕掛けていたFWやSBの前への仕掛けはとても良かった。一番の改善点はセットプレーやスローインなどの一回プレーが中断し再び再開するまでに何をすべきかをはっきりしなければならないと感じた。特にCKやFKはなかなか練習を重ねる事が難しいが、次節までに出来る限り改善をして行きたいと思う。

開幕戦に続き2連敗となってしまいました。この危機感を良い緊張感に変え次こそは勝ちましょう。

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