5/10(土) フロール・シーガルズ・フェリシータ

report by 川辺

ママさん部の初遠征、正直どうなることかと思いきや初日から最高のゲームを見せてくれた。大会は16チームで行われ、それぞれ4チームずつに別れて予選リーグを戦った。
最初から結果に触れておくが初戦、2戦目、3戦目と全て引き分けだった。正直な話、どこのチームにも勝てる要素は充分にあった。しかし、負ける要素もあったことは否定できない。
初戦前半、押し込む時間帯が多かったものの、相手の1発カウンターで失点してしまう。1度はGKのファインセーブで止めただけに悔やまれる部分はあるが、相手の冷静な対応にDF陣が対応できなかった。
後半、初戦を落とすことはできないため、臨戦態勢で臨み攻撃に重点を起いた。一進一退の攻防の中、終了間際にサイドアタックからセンターリングに合わせたFWがボレーシュート!これで追いつくことに成功。その後も攻め続けるが無情にも終了のホイッスル。勝てる試合ではあったが同点に持ち込んだママさん達の精神力に拍手を送りたい。
2戦目、中学生などでもお世話になっている横須賀シーガルズのママさん部。シーガルズは細かいパスワークを得意とし、ママさんチームとは思えないような動きで翻弄してくる。前半は終始押し込まれているような状態で付け入る隙を与えてくれない。中学生・高校生と戦い方が似ていて実に見事なサッカーだった。しかし、後半に入るとペースが一転、スフィーダのペースで試合を行えるようになった。こちらもシーガルズに負けず劣らずのパスワークで相手を翻弄し始める。そして、相手ゴールに何度も迫るものの、あと1歩足りずドローで終わってしまった。正直、ここまでできるとは思っていなかったので驚いた。
3戦目、相手はここまで全敗できているため、結果だけ見れば誰の目にもスフィーダ優勢・・・と映っていただろう。しかし、相手は蹴れる選手が多く、ロングボール中心の攻撃に苦しめられてしまう。守備陣も頑張る方が多く、なかなか攻撃に転じることができない。結局、前半半ばのミドルシュートで0-1で折り返す。しかし、ここがスフィーダママさん部の強さなのか?超攻撃的な布陣で挑んだ後半開始直後にいきなり待望の同点ゴール。勝てば1位突破の可能性があっただけに、何とかあと1点ほしかった。攻めて攻めて・・・という意識はあったが、相手の守備陣を崩すことは想像以上に難しかった。
結局、3位で終わってしまったが、劣勢に立たされても必ず追いつく精神力とどこまでも喰らい付いて行く姿勢に感激した。内容もあり実に見事な試合運びだったと振り返っている。勝てる試合だっただけに悔しい思いはあるはずであるが、初遠征でここまでやれれば充分である。とにかく、コーチ陣の見る目も変わったことは間違いないし、1試合1試合で成長していくママさん達には終始驚かされた1日だった。

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